GSR750 ABSは両手を離すと少しづつ右に曲がっていく。以前から気になっていて原因を追究したことがあった。原因は僕の乗車姿勢の悪さだったのだが、オートバイの整備不良?も少し疑っている気持ちもある。
先日ネットを見ていて、フロントフォークの歪みチェックの方法が書いてあったので実践してみた。まあ、この程度のチェックで歪みが認識できるなら、走っていると相当気になるのではないかと思った。
まず、車体を水平にした。水準器を斜め上から撮影しているので、水準(気泡)がずれているように写っているが、気泡がど真ん中にくるように調整している。

フロンフォークの上と下にアルミ角材を付けて、アルミ角材が平行になるようにタイラップで固定する。平行にする方法は、2本のアルミ角材の左右で、上のアルミ角材と下のアルミ角材の隙間が同じになるようにアルミ角材の左右の角度を調整した。それと、2本のアルミ角材は事前に合わせてみて、合わせ面に隙間がなかったので曲がったりしていないと判断した。リアのメンテナンススタンドにパンタグラフジャッキがあるが、オートバイの左右の平行を調整するためのものだ。左が少し低かったので少しだけ持ち上げている。


2本のアルミ角材が一直線に見えれば、フトントフォークの歪みが無いことが確認できる。画像は平行に少しずれているように撮影した。微妙なズレがあるように写っているが、このズレは広角レンズの収差が影響している。目視ではまったくズレはなかった。

<ズームレンズのテレ(望遠)側で撮影すると画面周辺の収差が少なくなるのでズレがないのがわかる>

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